糸リフト(スレッドリフト)とは、特殊な医療用の糸を皮下組織に挿入し、お肌を内側から引き上げる施術です。たるみ・シワの改善やフェイスラインの引き締め効果などが狙えます。
外科的手術に分類されるものの、メスを使用せず切らない施術のため、リスクやダウンタイムが比較的小さいのが特徴です。
使用する糸の種類は豊富で、日本では体内で溶ける特殊な糸を用いるのが一般的ですが、溶けない糸を使用する医療機関もあります。
施術後の患者様の満足度も高く、顔の若返り治療として、特に顔の若返りや小顔形成として幅広い世代の方から人気を得ている施術です。
料金表
糸リフト
アルテミス リフト
内容 | 料金 |
アルテミス リフト6本 | ¥270,000 |
アルテミス リフト8本 | ¥360,000 |
アルテミス リフト10本 | ¥450,000 |
VOV リフト
内容 | 料金 |
VOVリフト6本 | ¥240,000 |
VOVリフト8本 | ¥320,000 |
VOVリフト10本 | ¥400,000 |
PDOリフト
PDO(ポリデオキサノン)は、生体内に吸収される医療用の糸です。吸収性素材の中でも、体内に吸収される期間が早いという特徴があります。
PDO素材は、糸自体に摩擦力が生まれる特性を持っており、肌の引き締めにも効果的です。挿入された糸は体内に吸収されるまで皮下から刺激し、微弱ながらも効果を保持し続けます。
持続期間は6か月〜12か月程度です。
糸の中でも持続期間が短いため、糸リフトにはあまり使用されない種類です。医療用糸として、主に手術の縫合に用いられます。
リフト効果
PDOのリフトアップ効果は、「普通程度」です。
決して強くも弱くもない引き上げ力で、細かいしわは効果を実感できます。硬さは中間ほどで、顔の様々な部位に使用されます。
PODはこんな人にオススメ
持続期間が比較的短くリフトアップ効果も普通程度のPDOは、糸リフト初心者の方におすすめです。
・大幅に顔が変わることは避けたい
・急な変化に不安を感じる
という人に向いています。長くても12か月以内には持続力が低下するため、お試しとして利用するのもいいでしょう。
糸リフトアップが気に入り、継続してリフトアップを検討する場合は、持続期間の長い他の糸を検討しましょう。
アルテミスリフト
ARTEMIS LIFT(アルテミスリフト)は、韓国人医師と日本人医師が共同で開発した画期的なスレッドリフトの一つです。この施術は、日本人の骨格や美容ニーズに合わせてデザインします。日本人の顔の特徴や美意識に合わせて最適なスレッドが選択されるため、自然なリフト効果が得られます。
手術時間が短く、ダウンタイムも少ないため、通常の日常生活に早く戻ることができ、持続性の高い効果が期待されます。さらに、安全性が高く、合併症のリスクが低いため、専門の医師による丁寧なカウンセリングと施術により、安心して受けることが可能です。
アルテミスリフトの特徴
特殊五角形のモルディング式のコグはカッティング式のコグに比べ一つ一つのコグが独立した構造になっているためスレッドの強度が高いです。
また、PLLA 3D MeshとPDO 3D Mesh Shortは日本で流通するスレッドリフトでは初めての構造です。
患者様のメリット
- PDOは約1年、PLLAは約2年かけて吸収されるため長持ちします。
- リフトアップした位置で3D Meshに組織が絡みつき定着することでリフトした状態をキープします。
- 特殊五角形のコグは三角形のトゲのようなコグに比べ挿入時の組織損傷や施術後のチクチク感を軽減します。
- PDO、PLLAともにコラーゲンなどの肌のボリュームを出す成分の生成を促します。
VOVリフト
VOVリフトは、一般的なスレッドリフトとは素材の異なる糸「VOVリフト・プレミアム」を用いた、切らないフェイスリフトです。
現在主流となっている吸収性のリフト糸としては初めて、PCL(ポリカプロラクトン)という素材のみで作られていて、従来の糸の持続期間が1年~1年半ほどだったのに比べVOVリフトは2年以上と、長期的な効果を期待できることが特長です。加えてコグ(棘のような突起物)は特許技術で成形されており、最大限に高められた固定強度で顔のたるみをしっかりリフトアップできます。
アメリカのFDAにも承認された素材で、安全性の高いスレッドリフトと言えます。
期待できる効果
頬や顎のたるみを改善することで、若返りやフェイスラインをシャープに見せる小顔効果が期待できます。
- ほうれい線の改善
- マリオネットラインの改善
- ブルドッグ顔の改善
- 頬、顎のたるみ改善
- フェイスラインのもたつき改善
持続性について
ボブリフトの持続性は、従来のスレッドリフトと比べてとても優れています。これまでのスレッドリフトが6〜18カ月の持続期間であったのに対し、ボブリフトは24〜36カ月という長い期間で効果を持続させることが可能です。
この持続性の高さは、体内での吸収速度が非常にゆるやかなPCL素材を採用することによって実現されています。
また、従来のスレッドリフトで使用していた糸は、切り込みを入れてトゲを作っていました。トゲの部分を皮膚に引っかけることで、たるみやしわを引き上げます。しかし、切り込みによって糸の強度にばらつきが出てしまい、挿入後に強度の弱い部分から糸が裂けてしまう現象がありました。
一方ボブリフトで使用する糸は、鋳型を使い、中心の糸とコグ部分が一体化した形状で、太さも均一になるように加工されています。そのため、切り込みの入った糸よりも切れにくく、安定した効果を長期間保つことができます。
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